毎年、室内で年配の方が熱中症で倒れられたというニュースを耳にしますが、なぜ屋内の暑さが厳しくないところで熱中症にかかられたのか、疑問に思ったことはありませんか?
中医学(東洋医学)の古典にこの答えが書かれていましたので、わかりやすくご案内しますね^^
熱中症には種類が2つあります。
A) 中暑(屋内や日陰でもかかる)
B) 中熱(屋外や暑いところで、体を動かす等でかかる)
中暑の主な症状は、頭痛、悪寒、身体のひきつり、手足の関節が痛む、思い悩む、汗がでない、です。これは、飲食や情欲が適切でなかったり、涼を貪ったり(過度な冷房のことでしょうか)、過労などで身体が元気でなくなっていると起こる、とされています。こんな時は、ともかく発汗させることが大切です。
中熱は、いわゆる典型的な熱中症のことですので、とにかく冷やします。
中暑か中熱かを見極めるには、発汗の確認をします。ご本人に聞いても、自覚されていない場合があるので、背中を触ってさらさらか、じとっとしているかで判断します。
暑い時は汗をかき、夏は夏らしい生活をしましょう!
・・・ということのようです。