漢方薬や鍼灸(しんきゅう)など日本や中国の伝統医療が、今春にも開催される世界保健機関(WHO)の総会で、「国際疾病分類」(ICD)に追加される方針であることがわかった。http://www.sankei.com/life/news/180109/lif1801090004-n1.html
日本では明治時代までは医療の主役でしたが、明治以降は代替医療として西洋医学を補完する形で存続してきましたが、中国や韓国では「中医学」「韓医学」としてそれぞれ伝統医療の医師免許を発行し、西洋医学とは違う角度で対等に治療を行ってきました。
昨今、ヨーロッパを中心に世界進出がめざましい中国からの後押しではないかと考えられますが、(日本においては)伝統医療の地位向上とともに、関係者の意識向上、技術向上に繋がることを切に願っています。
これを受けて、鍼灸師と言う国家資格の制度がかわっていくかもしれません。どうかわるのか、注目していきたいと思います。(当面の予定では、来年国家資格の試験問題数が増えること、授業数が増えることが決まっているようです。)
ICD: 死因や疾病の国際的な統計基準として、世界保健機関 (WHO) によって公表されている分類
http://www.who.int/classifications/icd/en/