体内と皮膚との間には、一定の法則があると考えられました。
皮膚は、外部環境から体内を守る働きをしていると考えられ、また体調や身体の異変など、体内の情報を映し出しています。
●経絡とは、線(道)である
1,経絡は、体内(五臓六腑)と外部環境を結ぶルート
2,身体を維持する「気」「血」や、病の原因「邪気」の通路
経脈は縦方向、絡脈は経脈同士を繋いだり、経脈から分枝する細い脈で、経脈と絡脈を合わせて、経絡と言います。
●ツボ(経穴)とは、経絡上の点である
経穴(ツボ)は、経脈上の治療に関係する特異的な部位です。
1,体内の問題を表す部位(診断点)
2,反応のでやすい部位(反応点)
3,治療効果が出やすい部位(治療点)
・・・ですが、経脈の外に現れることがあり、これを「阿是穴(あぜけつ)」といいます。