レンコン(蓮根)

@「たけしの家庭の医学」2011.1.4

なんと、あの「レンコン」が花粉症改善にいいらしい!

適量は1日に40g。
レンコンの「ポリフェノール」という成分が、いいそうです。
この「ポリフェノール」は、「皮に多く含まれている」ため、「皮ごと食べるのが良い」とのこと。
また、「水に溶ける」ので、灰汁抜きをしたり、煮物にすると溶け出してしまうらしい。。。

そこでオススメなのが、このレシピ。
http://kenko.asahi.co.jp/recipe_theme.php
作り方を見たら、めっちゃ簡単!これは本当にオススメです。

ちなみに「薬膳」の授業では、中国人の講師の指導のもと調理実習を行いましたが、中国では野菜の皮を剥いたり、あくを取ったりしないと聞き、ちょっとびっくりしたの覚えています。
これは「レンコン」のポリフェノールについてもそうですが、日本の調理方法ではもしかすると有用な成分を摂取できなくなっていることが多々あるかもしれません。
栄養摂取の観点からは、「中国式」が理にかなっているのでしょうか。

では、この「レンコン」を薬膳ではどうみているか、ご紹介致します。

【蓮根】    ー「薬膳 素材辞典」よりー
性味:寒、甘
帰経:脾、心、胃
働き:生:涼血散瘀・清熱生津 各種出血、目赤疼痛
熱:健胃開胃・養血生肌・止瀉 下痢、疲れ、食少、貧血

ちなみに「ポリフェノール」って、良く耳にしますが、どんなものかご存知ですか?

【ポリフェノール】   ー「食べて治す!栄養成分辞典」よりー
ポリフェノールというのは、2つ以上のOH(水素基)がついたフェノール環構造を持つ分子の総称です。ポリフェノールという固有名詞を持つ1つの物質がある訳ではありません。次のような成分がポリフェノールの仲間です。

アントシアニン(なす、赤ワインなど)
イソフムロン(ビールなど)
イソフラボン(大豆など)
カテキン
エピカテキン(緑茶など)
エピガロカテキンガレート(緑茶など)→がん細胞の増殖抑制、傷ついた細胞の保護
エラグ酸(現の証拠、ユーカリなど)→発がん物質の働きを抑え込む *「現の証拠」はSHANTI漢方茶【便秘茶】に配合されています。
リスベラロール(赤ワインなど)
タンニン(酸)(緑茶、コーヒーなど)
カカオマスポリフェノール(ココア、チョコレートなど)→ストレスを抑える
パラ-クマル酸(トマトなど)→発がん物質ニトロソアミンを防ぐ
アップルフェノン(りんごなど)→アレルギーを改善する
クロロゲン酸(コーヒー、ジャガイモ、サツマイモの皮など)→がんを防ぐ
カフェ酸(コーヒーなど)→がんの浸潤(組織内に入り込む)を防ぐ
ケルセチン(タマネギ、りんごなど)
フェルラ酸(米ぬか、発芽玄米など)→老化、シミを防ぐ
サポニン(大豆など)
ショウガオール(しょうが)
セサミノール(ごま)
テアフラビン(紅茶など)
ルチン(そばなど)
ウーロン茶ポリフェノール(ウーロン茶)→脂肪の分解を促進する *SHANTI漢方茶【食べ過ぎをなかったことにするお茶】に配合されています。

ポリフェノールはすべて、強力な抗酸化作用を持っており、活性酸素を除去して生活習慣病やがん、老化を防ぎます。その力はビタミンEよりも強く、細胞内でも細胞間でも細胞膜状でもオールラウンドに働きます。

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