今朝、テレビを見ていたら「夏バテ」ならぬ「秋バテ」が急増しているとか。
サロンのお客様にも多く見られますので、当てはまる方の参考になればと思い情報を整理しておきます。
「秋バテ」とは、夏から秋になって急に一日の気温差が激しくなり、それに対応しきれず体調を崩すことだそうで、主な症状は以下の通りです。
- 体力低下
- 食欲不振
- どっと疲れが出る
- 風邪をひく
- だるい など
今朝のMBS放送では、川崎朗先生というお医者さまが、以下の様なチェック項目をご紹介されていました。
- 体温が36.5℃以下
- 寝付きや寝起きが悪い
- いつも肩が凝っている
- 夕方に足がむくむ
- 肌荒れ
- 食欲が半減
- 冷房の温度を下げてしまう
- 冷たい飲み物を日常的にとる
- コーヒー、紅茶などカフェインを多く取る(1日1〜2杯ならOK)
- 入浴はシャワーだけ(湯船につからない)
3つ以上の方は、要注意だとか。。。
気になるのは「どうすれば良い?」ということだと思います。
前述の川崎先生は「温活」という、身体を温めることをお勧めされていました。
具体的には、
- 飲み物、食べ物は常温以上で
- 38-40℃の風呂にゆっくりつかる
- 腰、太ももを温める
- 首、手首、足首を冷やさない
- 生姜を食べる(温め効果が持続)
その他には、指マッサージや、タオルを使って筋肉をゆらす等で熱を発生させる方法をご紹介されていました。
東洋医学では、季節の変わり目は「脾」そして秋は「肺」の季節です。
SHANTIでは、その方のお悩みの症状や脈が「脾」や「肺」を含めた五臓のどこのアンバランスから発生しているものか、見極めてツボを使って調整します。
この場合は寒熱の問題がメインですので、熱さ→寒さへ移行する際に現れたトラブルでお悩みのお客様に有効だったツボを、参考までにご紹介します。
●照海(腎経のツボ)
http://www.google.co.jp/search?q=照海+ツボ&client=safari&rls=en&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=sudAUqubDoa8kgX2_oGQBg&ved=0CCsQsAQ&biw=1737&bih=912&dpr=1
●内関(そのさらに上にある郄門(げきもん)もいいですよ)
http://blog.livedoor.jp/hangoverblog/archives/15927792.html
*図がわかりやすかったので、リンクさせて頂きました(出典:二日酔いに聞く裏技ブログ)
温めるのは、とても有効だと思います。
チベット医学の講演でも、寒熱の入り交じった症状には、まず温めて全部を熱の状態にしてから、熱を取り除くという治療を行うと伺いました。
施術中に、この様なお悩みの方は一旦体温が上がって、その後落ち着くという方が多いです。
また、「暑い」と感じている方でも、下半身が冷えている方が見受けられます。
一度ご自身のふくらはぎから下辺りを、触ってみて下さい。案外冷えている方が多いかもしれません。
その場合は、レッグウォーマー等で温めてみて下さい。
全身の熱の交流がうまくいけば、上半身の熱も、落ち着く場合が有ります。
また、生姜には色んな種類が有り、種類によって効果が違うそうです。
漢方では大きくは、生姜(しょうきょう)と乾姜(かんきょう)に分類されますが、この分類は実は中国と日本では異なるそうですので、もちろん効能も違っています。
生姜については、又今度詳しくご紹介しますね。