「日本未病研究学会」によると・・・(HPより抜粋)
「未ダ病ニナラザル」つまり、病気ではないことになります。しかし、「未ダ」と成っていますのでそこには病気を予期している意味が内在しています。そこで当学会では、未病とは「健康状態の範囲であるが病気に著しく近い身体又は心の状態」を言うと一応に定義いたします。
未病の場合、自覚症状も他覚症状も無く、一応健康であるが、病気に近い健康状態を言います。
未病の伝統的な考え方は、自覚症状があるが検査結果に出ない場合又は検査結果は出るが自覚症状が無い場合の両方を未病としております。
ただし、未病の概念はまだ確立されておりませんのでここでの未病の説明が絶対であるとご理解しないで頂きたいと存じます。
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江戸時代にかかれた貝原益軒の「養生訓」には、「未病」とは、一言でいうならば「半健康で、病気に進行しつつある状態」とされています。
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つまりまだ確立された概念では有りませんが、 病気の手前であるといえるのではないでしょうか。症状に気づき、対策を考えられる場合はまだいいのですが、自覚症状が無く病気に進行してしまう場合もあります。
「未病リサーチスクエア協会」HPに未病症状をを以下のようにまとめています・・・
軽症高血圧、境界域糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、肥満、脂肪肝、シンドロームX、B型肝炎、肝炎キャリア、無症候性脳梗塞、メタボ、機能性胃腸症、ピロリ菌感染、軽症認知症、冷え性、のぼせ、瘀血、その他遺伝子病など
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いかがですか?
これらは、検査等で数値の異常からみつけることができるものが多いのですが、「瘀血(おけつ)」は東洋医学の病名で、「血の巡りが悪く停滞している状態」のことです。痛みや、くすみ等の肌トラブル等と深い関係があり、検査結果にはでませんので、注意が必要です。
「検査にでない未病の症状」としてこの他に、しびれ、倦怠感、眩暈(めまい)、冷えなども「日本未病システム学会」で、定義されています。
東洋医学では、未病症状を五臓、気血水、陰陽などに分類し、それぞれにあった改善方法を示してくれています。
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