腰痛の時に使うツボ(腰痛のタイプ別)

寒くなってくると増える腰痛。

今回は、腰痛のタイプ別に、どのツボを使うかをご紹介します(中級編)。

ツボの名前で検索すると、わかりやすいイラスト等がでてきますので、そちらを参考にご自身で痛くない程度に指で押してみて下さい。左右押し比べると、異変がわかりやすいかもしれません。

 

1)痛むところの表面の気が塞がって、腫れ上がっているもの(陽維脈の病)→「承山」のツボ

2)咳払いをすると、腰の筋肉が収縮し、つれる(肉里の脈の病)→「絶骨」のツボ後二分、筋肉の分かれ目

3)痛むところの筋脈が腫れ、ひどくなると「悲」「恐」の感情が強まる(飛陽の脈の病、陰維脈)→「築賓」のツボ

4)痛みが止まると汗がしきりにで、水を欲する。収まるとやたら動き回りたくなる(会陰の脈の病)→「承筋」のツボ

5)腰と胸がひきつれ痛む。視力が低下し、体は反り返り、舌が巻き上がり口がきけない(昌陽の脈の病)→「交信」のツボ

 

参照「奇経八脈考」李時珍著・矢尾俊治郎 清子共訳

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