「食欲の秋」。気づいたら食べ過ぎて、しかも便通がイマイチ、なんて
ことはありませんか?
東洋医学的「便秘」の分類に引き続き、今週から5つの分類と「デトック
ス」法(食材)そして薬膳レシピをご紹介しま~す!
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☆便秘☆
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●タイプ1:腸胃積熱症(腸と胃に熱がたまっている)
【原因】
・陽が盛ん
・熱病の後
・辛い物の食べすぎ
・温熱性の薬や食べ物のとりすぎ
【特徴】
・大便が乾燥して硬くなっている(兎の糞のよう)。
・数日間排便していないため、お腹や胃の周囲が張って苦しい(腹痛)。
・口臭がする。
・口が渇く。
・尿は黄赤色で、量が少ない。
【食材】
・バナナ
・すいか
・メロン
・柿
・梨
・サラダ菜
・ほうれん草
・タケノコ
・キュウリ
・レタス
・セロリ
・なす
・昆布
・大根
・白菜
・空心菜
他、繊維質が多い、水分が多いもの
【簡単薬膳】
冷え性+腸胃積熱症の方に。
・バナナの氷砂糖煮
バナナ 1から2本
→熱を冷まし、渇きをいやす。腸を潤し、便通を良くする。
(寒性なので、煮ることによって、冷え性の人もOK!)
氷砂糖 10g
→胃を整え、肺を潤す。固まりを融(と)かす。気を補う(→巡りが良くなる)。
1.バナナは皮をむいて一口大に切る。
2.鍋にバナナと氷砂糖を入れ、水1/2カップを加えて約10分間煮る。
1日2回 数日間続けてください。
【薬膳応用】
冷えが気にならない腸胃積熱症の方に。
・生のバナナにはちみつと黒ゴマを和える。
→通便作用UP!!
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お気づきの方も多いかと思いますが、今日の便秘タイプは「熱」と関係が
あります。
食材をよく見ると、夏や、秋(夏に蓄積した熱をとる)のものが多いですね。
季節の食べ物が体にいい理由が、納得できます。
皆さんもぜひ温室栽培でいつでも食べられるものよりも、旬の食べ物で健康
な体を作って、元気にダイエットに励みましょう!
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